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お金で顔を覆う男性

疑問

「行政書士の会費を払わないとどうなるの?」
「会費を払わなくても仕事はできる?」
「ずっと会費を滞納してたらヤバい?」

最近、行政書士として開業された方の中には、このような疑問をお持ちの方がいるかもしれません。

行政書士の開業当初は売上が少ないので、時には会費の支払いが厳しいときもあるでしょう。

実は筆者自身も、行政書士として全然稼げていなかった時期には年会費を滞納していたこともあります。

この記事では、そんな筆者の体験談も含め、行政書士の年会費を払わないときはどうなるかについて説明します。

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行政書士会の会費を滞納した場合の流れ

黒板と電球
行政書士会の会費を滞納した場合の流れです。

会費を滞納した場合の流れ

最初の期限内に会費を支払わない

催告状が届く

催告状の期限内にも会費を払わない

綱紀委員会への出頭要請が届く

綱紀委員会で事情等を聞かれる

綱紀委員会後三カ月以内に会費を支払わない

廃業勧告がされる恐れがある(仕事ができなくなる)


※注意点ここで紹介している一連の流れは、筆者が入会していた行政書士会での事例です。各都道府県の行政書士会によって会費滞納時の対応は変わるのでその点はご注意ください。

短期間の滞納なら大して問題はない

行政書士会の会費には支払期限が設けられていて、通常はその期限内に会費を支払う義務があります。

しかし、一度くらい会費の支払いが遅れる程度なら大した問題はなく、支払期限内に会費を支払わなかったからといって、行政書士の仕事ができなくなるということはありません。

会費を期限内に支払うことができなかった場合は、あなたの元に会費支払いの催告状が届くので、その催告状に書いている期限内に会費を払えば何の問題もありません。

長期間会費を滞納すると廃業勧告される可能性がある

ただし、催告状が届いた後、その催告状の期限内にも会費を支払わなかった場合は、事態は少し深刻な方向へと向かいます。

催告があってもなお、支払期限内に会費を支払わなかった場合は、行政書士会から綱紀委員会という会に出頭するように要請をする手紙が届きます

綱紀委員会とは行政書士として問題のある行動をした人が呼び出される場のことです。つまり、長い間会費を滞納していると行政書士会の偉い人から呼び出されるわけです。

綱紀委員会では、行政書士会の偉い人たちに、会費を滞納している理由や今後行政書士として業務を続ける意志があるかどうかなどを尋問されるようです。

筆者も綱紀委員会に呼ばれた経験がある

実は筆者も会費を長い間滞納していたことがあり、綱紀委員会への出頭要請の手紙を受け取ったという経験があります。

綱紀委員会への出頭要請の手紙が来たときはちょっとビビりましたね。何というか、自分が犯罪を犯したような気分になったのを今でも覚えています。

ただ、筆者は綱紀委員会の日より前に行政書士を廃業したので、実際には綱紀委員会には出頭していません。出頭してたら色々と詰められたんだろうな・・・。

綱紀委員会後にも会費を滞納すると廃業勧告される

もし、綱紀委員会が行われた後から三ヶ月以内に滞納していた年会費を支払わなければ、行政書士会から廃業の勧告がされる恐れがあります。

廃業の勧告をされれば、行政書士会に廃業届を提出しなければなりません。つまり、廃業の勧告をされてしまえば、今後は行政書士として仕事をすることができなくなります。

会費を滞納することによる他の影響

教室の中のデスク

行政書士会の会費を滞納していると他にも、行政書士会主催の研修などに参加できなかったり、行政書士試験の試験監督員になれないという影響もあります。

研修などに参加できない

行政書士会では定期的に、実務のやり方や新しい法律についての研修や勉強会などを開催しています。

研修や勉強会へは、行政書士会に登録している行政書士であればほぼ無料で参加できますが、会費を滞納していると無条件で参加することができなくなります

研修などを全く利用しないのであれば影響は少ないですが、新人行政書士などにとっては無料で実務などについて勉強する機会は貴重なので、その影響は大きいと言えるでしょう。

行政書士試験の監督員になれない

また、行政書士の会費を滞納していると、毎年行われる行政書士試験の試験監督員になることもできません

行政書士試験の監督員は現役の行政書士が行なっていて、行政書士は任意で行政書士試験の監督員をすることができるのですが、実はこの試験監督員ではそこそこ良い給料が貰えます。

つまり、試験監督員は行政書士だけができる好待遇のアルバイトで、開業当初などで売り上げが少ない行政書士にとっては非常にありがたい仕事なのです。

筆者も開業した年に実際に試験監督員をさせてもらいましたが、労力の割に貰えたお金が多かったことを覚えています。

行政書士会の会費を滞納していると、この美味しい試験監督員の仕事をすることもできなくなります。

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【まとめ】会費は期限内に支払おう

お金と電卓

いかがでしたか?

最後に、この記事のまとめです。

この記事のまとめ

  • 短期間の会費の滞納なら大して問題はない
  • 長期間滞納すると綱紀委員会への出頭を要請される
  • 綱紀委員会後三ヶ月滞納すると廃業勧告される恐れがある
  • 会費の滞納で研修や勉強会に参加できなくなる
  • 会費の滞納で行政書士試験の監督員ができなくなる


記事内では短期間の会費の滞納は問題無いとは書きましたが、短期間の滞納でも何度も繰り返せば行政書士会に悪い印象を与えてしまいます。

ある県の行政書士会では、悪質な会費滞納者の名前をホームページ上で公表するということも行われているようです。

どうしても年会費が支払えない場合は仕方ないですが、できるだけ会費は期限内に支払うように気を付けましょう。

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